WORKS / [ h o l d e r ]

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Installtion Veiw : "INSIGHT VISION - Opening Event of Media Center" Tama Art University, Tokyo, 2001
[ h o l d e r ]
Indirect / Outside for Inside
Interactive Installation
2001
Cylinder of Metal, fake fur,
Macintosh, Max/Msp(Software), pressure sensor,
headphones(vibrated by sound), Projector
Size : 210 (Height) x 85 (Diameter) cm

Special Thanks to: Nezu Tomoyuki(Max programming)
Saito factory(Cylinder)
/ Description and Concept /

垂直の鉄でできた円筒は、フェイクファーと圧力センサーに覆われている。 たくさんの「デジタルツールに使われる手のアイコン」が天井から投影され、円筒の周りを回転している。

円筒には扉がある。観客は、ヘッドフォンをして中に入る。 ほかの観客が、円筒の外側から、触ったり、抱きしめたりすると、圧力センサーによって、手のアイコンは、回転しながら円筒の上部のスクリーンに集まっていく。 手のアイコンが、中心に達したとき、中の観客はヘッドフォンから振動をともなった爆発音を聴く。

展覧会場という現実のフィジカルな空間であるにも関わらず、この間接的な抱擁は、メディアテクノロジーによるコミュニケーションを、空間的なメタファーとして再提示する。観客はデジタルメディアの象徴である抽象的な手のアイコンを、全身を使ってコントロールし、想像の抱擁を行う。

メディアを使用して遠隔にいる他者とコミュニケートするときの失われた身体感覚を、ここでは逆説的に、身体を用いたインタラクションによって、再体験する。

観客の心に浮かぶ、コミュニケーションへの欲望、妄想、願望が、この作品の最終的な完成イメージである。
/ Exhibition history /
「INSIGHT VISION メディアの記憶と創造へ」展、八王子市、東京、2001年
(多摩美術大学メディアセンターオープニング企画展)
監修:伊藤俊治
出展作家:Jean-Louis BOISSIER, Tjebbe VAN TIJEN, Tom DRAHOS, Chris MARKER, 高橋士郎, 港千尋, 三上晴子, 久保田晃弘, 山川冬樹, 新津亜土華, etc


/ Reference /

このインタラクティブインスタレーションは、エドガー・アラン・ポーによる男と渦についての短編小説『メエルシュトレエムに呑まれて』に着想を得た。

メディア分析家マーシャル・マクルーハンは、この小説をメディアインフォメーションの大きな渦から、どのように我々が生き残れるか、というメタファーとして使用している。


Left image: Illustration for Edgar Allan Poe's story
"Descent into the Maelstrom" by Harry Clarke (1889-1931),
published in 1919